西永福を拠点に活動していますワイズパーソナルジム代表の義田です。

ベンチプレス100kgを早く達成する秘訣とは?

私ごとですがベンチプレス200kg挙げるまでダイエットしません!笑
というのも私のノーギアベンチプレス※93kg級で日本1位になるためには200~210kgくらい挙げないと厳しいのです・・・。
※ベンチシャツという反発性のあるシャツを着用しない、要は素のままベンチプレス大会です。

筆者の試合自己ベストは93㎏級で180kgになります。 練習ベストは190kgです。 もっと強くなりたい・・・!

 

今回はベンチプレス繋がりということで「ベンチプレス100kgを早く達成する秘訣とは?」というベンチプレスを始めたての方に向けての記事を書いていきます。

筋トレをしていると「君はベンチプレス何キロ挙がるの?」とよく話題に上がります。

是非、この記事を参考にして頂き、ベンチプレス100kgを達成して(もしくは更に記録を伸ばして)男としてのプライド(?)を高めていきましょう!

筆者のベンチプレスの経歴→初心者が取り組むべきメニュー→停滞したときの打開方法 の流れで説明していきます。

筆者のベンチプレスの経歴

私がベンチプレスという種目と出会ったのが高校一年(春くらい)のときです。
高校では柔道部に所属していて、練習後のバーベルを使ったウェイトトレーニングは日課となっていました。

ベンチプレスを始めたころは40㎏のバーベルを挙げるのが精一杯でした。
そこから部活後に筋トレをやりまくり、食事を沢山食べて体重を増量した結果、約半年後(高校一年の秋ごろ)には100kgのベンチプレスが数回出来るようになりました
同時に体重も68kgから81kgまで増えましたが 笑

高校三年の春ころには体重103kg、ベンチプレスは120kg挙がるところまで成長しました。

そこからしばらくの間、ベンチプレスをやらなくなりましたが、24歳のときにパワーリフティングという競技に出会い、また再開することになります。

現在の絶対重量試合自己ベストは93kg級で180kgになります。

義田のベンチプレスの経歴:
15歳 40kg(ベンチプレスと出会う)
15.5歳 100kg
18歳 120kg(ここから暫くやらなくなる)
23歳 100kg(ベンチプレスを再開)
24歳 125kg(安曇野BADジムの鈴木さんに出会ったとき)
25歳 160kg(東京に出る前の長野県大会で)
27歳 170kg(ジャパンクラシックベンチ93kg級にて)
この3年間はボディメイクやキックボクシングをしたりして記録は160~170kgくらい
30歳 180kg(ジャパンクラシックベンチ93kg級にて)

現在のトレーニングセットは140~145kgなら10回、160kg5回になります。
↓トレーニング風景の動画

https://www.youtube.com/watch?v=UOLb4gVDG64&t=4s

初心者が取り組むべきメニュー

まず、ベンチプレスを開始したばかりの人は以下の3点を意識してトレーニングすると良いでしょう。

この時期は特にベンチプレスを意識したトレーニングを実施しなくても、ベンチプレスに必要な筋肉が発達してどんどん記録が伸びていきます。

1.まずはベンチプレスをやろう!

単純な話ですが、ベンチプレスに必要な筋肉はベンチプレスにて培われます
一般的な筋トレのメソッドである「週に2回、10RMを3セット」の実施で十分に記録は伸びていくでしょう。

セット間のインターバルは挙上重量を上げる目的であれば3分以上とって十分なパフォーマンス※を発揮してセットをこなしていきましょう!
※筋肉のATP(エネルギー)が回復し、乳酸がなるべくとれた状態

2.背中や腕の補助種目もやろう!

次に、ベンチプレスでは胸を適度に張って、肩甲骨を立てて寄せた状態※にして肩の筋肉の作用を極力抑えて、大胸筋の伸長と伸張反射を使える姿勢が大切になります。
※解剖学的には肩甲骨の下制と内転になります。

脚で踏ん張りながら胸を張ることで、肩の筋肉よりも胸の筋肉を多く使うことができ、重量がどんどん伸びていきます。
肩を下げて首を長く保つ姿勢を意識しましょう。ついでに背中の筋肉を寄せていきます。

そのためには、背中の筋肉を鍛えて肩甲骨のコントロールが出来る状態にしておきましょう
種目としてはチンニング(懸垂)ラットプルダウンシーテッドロウイングがおススメです。
背中の鍛え方の詳細は「背中のトレーニングは難しい!?効率の良い背中の鍛え方について」を参照してください。

また、肘の伸ばしもベンチプレスの動作になりますので、上腕三頭筋を強くすることもベンチプレスの記録を上げることに繋がります
おススメ種目としては俄然ディップスをおススメします!

筆者のディップスは現在+60kg加重して7~10発をメインセットとして実施しています。

理由としては、ベンチプレスで使う筋肉である大胸筋下部と上腕三頭筋を使用すること。
そして、肘を伸ばしきる際に胸を張ることによって肩甲骨を立てる筋肉が鍛えられるからです!

上腕三頭筋の鍛え方やディップスのやり方についてはyoutubeを参考にしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=W6xgJzJDMrA

3.タンパク質をメインにとにかく食べて増量する!

食事量を増やして体重を重くすることと、バーベルの挙上重量を伸ばすことは非常に相性が良いです。

単純に筋肉量が多い方が力(筋出力)は強くなるからです。

トレーニングだけでなく食事ではタンパク質をしっかりと摂取して、全体的な食事量を増やしてオーバーカロリー(摂取カロリーが消費カロリーを上回る状態)にしてあげることで筋肉が発達しやすくなります

肉、魚、玉子などのタンパク質は勿論重要ですが、炭水化物や脂質も筋肉を肥大させる重要な栄養素ですので、増量期はしっかりと適量を摂取しましょう!

詳細は「あまり大きな声で言えないバルクアップ(筋肥大)の秘訣!」を参照下さい。

筆者が半年でベンチプレス40kg→100kgを挙げれた秘訣は大幅な増量(半年で+13kg)にあります 
(確か一日米10合の炭水化物に、大量の肉、魚、玉子、プロテインからタンパク質を摂取していました 笑)
↑身体にあまり良くないので年齢を考慮して食事量を調整しましょう!

停滞したときの打開方法

上記のポイントを意識してトレーニングすることで記録は伸びていくでしょう。

しかし、刺激にマンネリ化してしまうことで停滞を迎えてしまうことがあります
そんなときは以下のポイントをヒントにメニューに変化を加えていきましょう!

1.プレス系の肩種目を削ること

ショルダープレスなどの肩種目のプレス系のトレーニングは、ベンチプレスで動員される三角筋前部の疲労を招きます。

三角筋前部が疲労するとどうしてもベンチプレス自体の練習の質が低下するので、ベンチプレスを伸ばす時期はショルダープレスはおススメしません。

全体的な筋肉をバランス良く発達させたい時期にショルダープレスを実施すると良いでしょう!

2.ベンチプレスメニューに変化を加えること

刺激にマンネリ化は停滞を招くので、

・動作を連続して実施する日(一般的なベンチ動作)
・胸の前で一度止めてから挙げる日(止め有りベンチ)
・可動域を制限してより高重量を挙げる日(ボードプレスなど)

など変化を付けるのも停滞打破に良いでしょう。

3.ベンチプレスの実施頻度を調整すること

基本的には追い込むトレーニングを各部位につき週1~2回が一般的です。

しかし、ベンチプレス競技者の中には「エブリベンチ」と呼ばれる週4~5日で実施する方もいます。
私も試合前2~3ヵ月前の調整期間は割と高頻度(週4日くらい)でベンチプレスを実施しています。

ただし、エブリベンチは毎回追い込んだり効かせるベンチではなく、高強度な日と低強度な日を交互に実施しています。
(部活のように毎日競技練習を実施する感覚に似ています)

まとめ

ベンチプレス100kgを挙げるためには、まずはベンチプレスを週2日くらいの頻度で実施しましょう!

そして、ベンチプレスに最適な姿勢ととれるために背中を鍛えたり、肘を伸ばす筋肉である上腕三頭筋を鍛えることも記録向上に貢献します。

体重の増量と記録の向上は相性が良いため、トレーニングだけでなくタンパク質をメインとして食事量を増やして筋肉量を増やしていきましょう。

停滞を迎えたら、トレーニングメニューを見直したり、ベンチプレスの動作や実施頻度に変化を加えたりしてマンネリ化を避けていきましょう。

以上になります。
是非、ベンチプレスの記録を伸ばしてベンチプレスの話題になったときに「俺はベンチプレスで〇〇〇Kg挙げられる!」と自慢してやってください!!

当ジムでは機能解剖学に基づいたトレーニングと栄養学に基づいた食事指導、目標達成のためのメンタルコントロールをトレーナーとマンツーマンで実施して指導致しますので、挫折なくしっかりと結果を出せていきます!

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カッコ良くボディメイク、またはスポーツパフォーマンス向上のお手伝いが出来ればと思います!
この他にも、トレーニングや食事に関する疑問や質問がありましたら、是非一度私のジムの体験トレーニングやカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
より詳細な情報、身体の使い方について指導させて頂きます。
引き続き、身体作りに必要な情報を掲載致しますのでよろしくお願い致します!

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「超理論超実践派トレーナー」
義田 大峰 (職業:パーソナルトレーナー兼フィットネスジム経営)

科学的根拠に沿った「無駄な辛さやリバウンド無し!」のメソッドを掲げ、500人を超えるお客様をサポート。
自身もボディメイク、パワーリフティング、空手やキックボクシングの競技で活躍する。

ワイジング株式会社 代表取締役
ワイズパーソナルジム(西永福)代表
パワーフィットスタジオZERO(浜田山)代表

日本タイ古式マッサージ協会プロセラピスト認定資格
全世界空手道連盟新極真会初段 指導員経験あり
全中部フルコンタクト空手選手権大会一般上級の部 3位
東京都パワーリフティング協会理事
2022年東京都パワーリフティング83kg級優勝
2022年東京都ベンチプレス大会83㎏級優勝

自身が120kgから70kgに減量に成功したことや、柔道、空手、パワーリフティングなどの競技経験をきっかけにフィットネス業界に入る。

RIZAP(ライザップ)株式会社に入社。
その後独立し、ワイズパーソナルジムを設立し、パーソナルトレーナーとしてボディメイクやスポーツ選手に対して指導、セミナー主催、フィットネス事業とそのコンサルティングなどを行っている。

【ワイズパーソナルジム】
東京都杉並区大宮2-7-4
京王井の頭線 西永福駅から徒歩5分

【パワーフィットスタジオZERO】
東京都杉並区高井戸東3-14-16
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